連合(日本労働組合総連合会)は、「2024年の労働相談報告」を公表しました。
労働者の悩み、増加傾向に
年間相談件数は18,989件と前年比で311件増加し、労働者の悩みが深刻化している現状が浮き彫りになりました。
相談内容トップは「パワハラ・嫌がらせ」
相談内容の内訳を見ると、「パワハラ・嫌がらせ」が10年連続で最多となりました。職場における人間関係の悩みは依然として深刻であり、早急な対策が求められます。
相談の分析から、性別割合は女性からの相談が男性を上回っています。年齢別割合では、電話相談では前年に引き続き40歳以上からの相談が7割を超えています。メール相談では30代が最も多く、ついで40代、20代の順となっています。雇用形態別割合では、正社員からの相談が約半数となり、ついでパートタイマー、アルバイト・契約社員となっています。
相談手段の多様化
相談方法は電話、メール、LINEに加え、近年利用者が増加している「zoom」や労働相談AIチャットボット「ゆにボ」が活用されています。相談手段の多様化は、より多くの労働者が相談しやすい環境作りに繋がっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
「2024年の労働相談報告」
https://www.jtuc-rengo.or.jp/soudan/soudan_report/data/20240101-20241231.pdf?85
引用元:連合(日本労働組合総連合会)
(https://www.jtuc-rengo.or.jp/soudan/soudan_report/)